こんにちわわポルカです。打ち間違えたけどチワワ可愛いからそのままで。
大変お待たせしました。前回の続きを書いていきます。
普段と比べてスター数おかしない？(笑) こんなつたない妄想にどうもありがとうございます。
ちなみに前編の設定はこんな感じ。
◇横山裕：同じ班の問題児
◇渋谷すばる：話したことない人と急接近
◇村上信五：はぐれたら助けに来てくれる王子様
年上組はどうしても同じ世界から引き離せなかった…おかげで私総モテ…。今回の年下組はそれぞれ別の設定でいきます。どれもベタなヤツ！
◇丸山隆平
修学旅行で京都に来てたら出会っちゃう現地の人。私は人数の関係で、仲良くないギャルめのグループに入れられてしまい気が重い班行動の日。
市バスに乗って観光地を巡る計画を立ててたんだけど、ルートがよく分からなくなり班がアタフタしてるところにすかさず声を掛けてきた、少し年上の髪の毛ふわふわパーマ（厳守）の青年。その容姿のカッコよさとはんなりとした方言と修学旅行マジックの三拍子で瞬く間に女子達のテンションは急上昇。きゃあきゃあと嬌声に囲まれることになる。皆そこそこ賢いし、丁寧に教えてもらってルートも把握できたはずなのに「えーわかんなーい」「助けてくれませんかー？」「ていうか一緒に回ってもらえませんかー？」「困ってるんです…」のあざとさを見抜けなかったのか、本当に一緒に回ってくれることになった親切すぎる青年。リーダーが聞き出したところによると、お名前は丸山さん。グループの子達は「まるちゃん♡」って呼んでた。私はこの騒ぎについていけず、もう勝手にしてくれと思いながら集団の後ろを付いていっていた。
お土産物屋さんに何軒も寄ったけどグループの人は買い物が長く中々出てこない。痺れを切らして店の周りをぶらぶらしていると柳の木の下に丸山さんがいた。笑顔で声を掛けてくるから気になっていたことを聞いてみる。「なんで私たちに付いてきてくれるんですか」「君がおるからなぁ」「…は？私ですか？」穏やかに丸山さんが微笑んだ。「俺おらんかったら、君つらいやろ、今日」柔らかな風が吹く。息をのむ。
半日くらい一緒に回り、別れ際、皆に連絡先を聞かれたけれどのらりくらりと笑顔でかわした丸山さん。でも実はさっき、こっそり私にだけ教えてくれていた。輪から外れている私がどうしても心配みたい。修学旅行から帰っても「学校、大丈夫？花マル」とかメッセージを送ってくる。私の住む街の近くに行くからという理由で会ったこともある。年上と遠距離恋愛なんて困難しか予想できなかったけど、毎日電話で言葉を交わすのがあまりにも自然な空気感で、付き合うようになる。そしてクラスメイトにバレてしまい、「え、あの時の人？密かに本気だったの？キモ」って言われるけど私には隆平さんがいるからそれでいい。
◇安田章大
ヤスダは後輩。正確に言うと友達の後輩。放課後、友達と映画を観に行く約束をしていたら「それ俺も観たい～」ってお花飛ばしながらついてきたのが出会いのきっかけ。それ以来妙になつかれてしまった。
修学旅行を翌日に控えた私たち3年の教室に今日もヤスダがやってきた。廊下側の窓の桟に腕をもたせかけて「せ～んぱいっ」と笑顔で声を掛けてくる。廊下側1番端の席の私は窓越しに応対する。「入ってくんなよ2年～」「入ってへんもん！ほら鼻だけや！」「入っとるってことやん。で？何しにきたん」「センパイ、俺へのお土産何にするか決めたかな～おもて！」1週間前からヤスダは私にお土産を要求してくる。めんどくさいことこの上ない。「土産とか要らんやん。アンタらも来年同じトコ行くやん」「センパイからもらいたいんやって！！」彼の気持ちには勿論気付いているけど、反応が面白いのでついこういう物言いで返してしまう。「決めてへんし買ってくるつもりないで。お小遣いは限られとるし。ヤスダに買う義理はないわ」するとヤスダ、拗ねたように唇を曲げて私を見上げてこう呟いた。「その『義理』自体が欲しいんやん…」
それから2日が経ち、旅行中の長いバスの移動時間の間にようやくその言葉の謎が解けた私。なんて可愛い奴なんだ、ていうかこんな長い間アイツのこと考えてた私なんなんだ、ていうかアイツ色々分かっててやってるな、などと思うのだけど、まさに義理は義理らしく定番のちっさなキーホルダーを買って帰ってやることにしたのだった。そんなものでも大げさに喜ぶだろうヤスダの反応が目に浮かぶ。たぶん今はそれで充分だから、同じものを自分用にも買ってお揃いにしたことは、ヤスダにはしばらく内緒にしておこう。
◇錦戸亮
接点といえば委員会で一緒なのと合同授業のクラスが一緒なくらいで話したこともないし私のことを知ってるかすら怪しいレベルで絶賛片想いしている相手は、1年の時同じクラスだった錦戸くん。同じ部屋の子と恋バナをしていたところ、「好きな人いるの？誰？」「You告っちゃいなよ！」「△△ちゃんも昨日成功したしいけるって！」「錦戸くんのクラスに友達いるからその子呼んできてあげる！」「錦戸くんのグループの男子に声掛けてくる！」「じゃあ錦戸呼んでくるわ！」という怒涛の流れで、あれよあれよという間に告白する（させられる）ことになった。恐ろしや修学旅行テンション。同じ部屋の子どころかよく知らない隣のクラスの男子も遠巻きに見守る中、錦戸くん登場。お風呂上がりの髪が濡れてかっこいい。背が急に伸びたからジャージの袖が少し短い。
「あの…呼び出してごめん…」「……」困り眉。
「えっと…その…なんていうか…」「……」更に困り眉。
「あの…私…1年の時おんなじクラスで…」「……」ますます困り眉。どこまで下がるのか。ていうか睨まれてるのかな。
「あの…好き…です…付き合って…もらえないですか…」あまりにも空気が重くて泣きそうになったその時、錦戸くんが笑顔で信じられないことを言った。
「ええで♪」…あっさりすぎない？
頭真っ白になってその後のことは覚えてないけど、どうやらギャラリーによると翌日の自由行動を2人で回る約束をしっかりと交わしていたらしい。そして運命の自由行動タイムを最高潮に緊張しながら迎え、初めて2人で並んで歩き、初めてのツーショット自撮り写真も撮り、もうこれ一生の宝にする！と思うほど幸せの真っ只中。少しはあま～い会話に挑戦してみたい！と思って「どうして告白OKしてくれたの」と乙女全開で尋ねると、「俺、断らへんもん。告白してくれた子とは皆付き合うねん♪」と朗らかに返されて絶句。…ワルいヤツめ。
◇大倉忠義
同じクラスの仲良しグループの内の1人おおくら。
カップル未満の男女がグループ内にいるのでくっつけようと企んで、男子部屋に女子が遊びに行く。お布団の上に寝そべってお菓子パーティーとかしてた。
その時、先生の見回り。慌てて隠れる女子！手近なお布団に飛び込む。男子の誰かが寝てる掛布団にすっぽり隠れた私。先生が出て行ったふりして見張ってるかもしれなくて、うかつに動けないし声も出せない。飛び込んだ手近なお布団の持ち主は顔を外に出している。一体誰だろうと思って、お腹をつついてみる。背中を曲げて、手を当てて、大げさに痛がってみせる男子X。ひょいと顔が布団の中に覗いて「いたいってー」と口先で伝えてきた。おおくらだ。退屈だし反応が欲しくてお腹をつんつんしまくっていたら、おおくらに手を握って制されてしまった。大きな手で握られてどきっとした。できることがなくなってそのまま手を握り返してじっとしていた。くっついているお腹からおおくらの体温が伝わってきて、いい感じにあったかくなって、眠くなってくる。なんだか巣ごもりしている子グマの気分だな、なんて思いながら…そのまま寝落ち。そういえば、前の日ワクワクして寝れなかったんだっけ…。
で、目覚めると私とおおくらが同じ布団で寝てるし、部屋に自分たちしかいないし、寝起きの目をぱちくりさせた。バスの中で友達にその顛末を聞いたところ、私たち以外はさっさと抜け出して女子の部屋で遊んでいたらしい。私とおおくらの布団がちっとも動かないので薄情にも置いていったそう。カップル成立～なんてからかいをかわしていたら、「ま、俺は起きとったけどね、ホンマは」と私にだけ聞こえる低さでぼそっとつぶやく声がした。後ろの座席は勿論、おおくら。
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はい、以上です！はい、恥ずかしい！前編とあまりに書き味違ってすみません。もう妄想とか設定とかじゃなくて夢小説かな？って何度も手を止めそうになりました。こんなんブログでやっていいやつですかコレ。アウトじゃなかですか。
「関ジャニ∞と修学旅行」なんて銘打ってるくせにあんまり修学旅行してない。ヤスくんとは旅行してない。あと盛大なる次回予告詐欺。書きたかった展開と書けた展開も違うという…。妄想はままならない、現実もだけど。「誰からの告白でも断るのに学年一の美人とはあっさり付き合う錦戸くん」設定だった時代もありました。その後書き直しているうちに3ルートに分岐しそうになったよ！乙女ゲーか！プレイしたいけど！
反省すると、丸ちゃん編は不幸感ハンパない。大倉は女子部屋に遊びに来て私の布団で寝入ってしまうぐうたらになるはずだったのに何故か策士に。ヤスくんについては後輩と、廊下と教室で会話する絵が浮かんだまま書けたので満足です。亮ちゃんはたぶん高校じゃなくて中学です。天使ですけど悪魔です。余談ですが、エイト内での「お前はワルいヤツや」っていう悪口が友達同士にしか分からないニュアンスを含んでて大好きです。
気付いたら前回のジャニ勉（つまり前編アップ）から1週間経ってた！後編アップの今日は、関ジャニ∞関西デビュー日記念ということで！おめでとうございます！！（完全なる後付け）
